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 6日目

3/16


エジプトと言えば、やっぱりピラミッドでしょ!
ということで
今日は宿で知り合った人をピラミッドへ行くことにした。


ピラミッド行きのバスを探すのに苦戦。
エジプト人に聞くたびに違う答えが返ってくる。
何とかバスに乗れたが、ピラミッドの入口には行かず、どこかの住宅街に降ろされた。
バスの中で仲良くなったエジプト人が案内してくれると言うのでついて行くことにした。
その人がピラミッド付近の地図を書いてくれた(↓)
めっちゃ下手クソな絵に感動!(幼稚園児級の絵心の持ち主)





ギザギザのがピラミッドで、中央にあるのがスフィンクスである。

その人に連れて行かれた先は、怪しい店。
オーナーらしき人がラクダに乗って入口まで行かないか、と言ってきた。
そして、案内してくれたエジプト人はどっかに消えている...。
ヤラれたっ !!!!
そこで初めてあいつが客引きだったことに気づく。
でもオレは素敵な絵をもらったので感謝している。


そんなこんなでスフィンクス側の入口へ到着。
その前に ”トリビアの泉”で紹介された「スフィンクスの目線の先にはケンタッキーがある」
のケンタッキーで休憩。





ケンタッキー スフィンクス店のレシート(↓)
トリビアに紹介されてから記念にレシートを持ち帰る日本人が急増しているらしい。
恥ずかしながら、オレもその一人になってしまった...。
「レシートをくれ」と言うと「お前は日本人だろ?」と言われる。
ペプシコーラが5.75LE(115円)はちょっと高い!




水分補給を済ませピラミッドの入口へ。
やっぱりエジプト最大の観光地だけあって、ものすごい人の数だった。
なかには遠足に来ている小学生らしき集団もいた。
オレたちが京都に修学旅行するように、エジプト人もピラミッドに行くのが定番なんだろう。
子供たちは写真大好きである。しつこいくらいにカメラに群がってくる。





入口の正面にいるのはスフィンクス
全長57m 高さ20m 人間の顔に動物の体のヘンなヤツ。
前足が長すぎて写真に納まりきらなかった。
そして、よくみるとマヌケは顔をしている。
アラブ人の侵入により鼻が削られ、イギリスによりあごヒゲを剃られたらしい。
そのヒゲはイギリスの博物館にあるというのでビックリ!





スフィンクスを後ろから眺め、トリビアが正しかったことに気づく。





スフィンクスの隣にある河岸神殿。
大きな石がきれいに積まれていてビックリ!





やってきました!
一番大きなフク王のピラミッド。
高さは146m めちゃくちゃデカイ!
これが4500年前に古代人によってつくられたというから驚きである。
人間はやればできる生物だと改めて感じた。
そ・し・て、ベタですが、やっちゃいました...。





フク王のピラミッドの中に入れるのは午前、午後各150人だけ。
選ばれし者しか見ることができない。(っていうか並ばなくても余裕で見れた)
入口は盗掘跡、そして中腰の姿勢でしか通れない狭い階段を抜けると大回廊がある。
ここは上っているのに、目の錯覚でまっすぐ進んでいるように感じる不思議な空間。
その回廊を抜けると王の部屋にたどりつく。
ピラミッドの中にこんな大空間があることにとても驚かされ、
あまりの感動にしばらくその場から動けなかった。

ちなみに王の部屋の上に、石材にかかる重さを分散させる
「重力軽減の間」と呼ばれる5つの空間がある。
4500年前にそんな高度な建築技術があったことに驚愕!


次は2番目に大きなカフラー王のピラミッド。
高さ143m 頂上部分は化粧岩が残っている。


ラクダが絶好のポジションに座っていて、いい写真が撮れた。
ラクダさん、ありがとう〜。





近くに行くと、ピラミッドを構成する石の大きさに圧倒される。
オレよりもはるかにデカイ!
石の重さは平均2.5トン、そんな石が約230万個積み上げられている。
ほんとに人間の手で造ったんだろうか?
宇宙人がつくったという説があるのも納得できる。





人間なんて鼻クソに見えてくる(↓)
いつ落石が起こってもおかしくない
もし下敷きになったら200%死ぬだろう。





3番目のメンカウラーのピラミッド。
65.5mと小ぶりだが、下の方は化粧岩が残っている。





こんな感じで、元のピラミッドは表面が化粧岩で覆われている。
この化粧岩があたりにゴロゴロ転がっている。


3大ピラミッドが写真に納まるポイントを探し、砂漠の中をひたすら歩く。





そして、ついに絶景スポットを発見!
ピラミッドは全ての側面が東西南北きっちり揃っている。
古代人は天才かもしれない。





ちなみに絶景スポットはあの辺です(↓)





ピラミッドの造り方は未だに解明されていない。
おそらく永遠にわからないだろう、っていうか逆に解明されてほしくない。
ずっと神秘的なままのピラミッドであってほしい...。