地元岡山へ帰るために、会社を辞めた。
友達がヨーロッパへ留学することを聞いて、俺もどっかへ行きたいと思っていた。
なんとなくネットで調べてると、ヨーロッパへ往復￥39800の航空券を発券した！！
（関空 ⇔ カタールの就航記念のため、こんなスペシャルプライスでフランスまで行けるらしい）
この先、海外旅行、ましてやヨーロッパへ行く機会は無いだろうし、
建築やインテリアに興味があったので勢いで予約してしまった．．．。
ふと我に返り、オレは英語がしゃべれないことに気づく。
ましてや、フランス語なんてもってのほか．．．。
一人でやっていけるんだろうか？急に不安に襲われた．．．。
7/3 23:45 関空から出発
ドーハまで12時間のフライト。初日からヘトヘトになる。
ドーハはアラビア半島にあるカタールという国の首都。
サッカーワールドカップの「ドーハの悲劇」が起こった場所である。
ドーハに到着したのは現地時間で5：30
乗り換えまでは約20時間．．．。
とりあえず、外に出るためにビザを取りに行く。
カウンターのオヤジが何か言ってるけど、まったく理解できない。
別のカウンターに日本人が群がっていたので行ってみた。
「カタールでは乗り換えが長い客に、ホテル（朝昼晩メシ、おやつ付）と送迎バスとビザの取得を
無料でやってくれる」 と日本人のスタッフが言ってパスポートと航空券を回収している。
そんなにおいしい話はないやろ？？？
怪しすぎるわー！
初めての一人旅ということもあり、警戒心MAXのオレは断った。
しかし、日本から来た客はみんな頼んでいたので、イチかバチかでオレもお願いした。
自分が今、典型的な日本人 （みんなでやれば怖くない）になっていることに気づいた．．．
でも、本当にダタでやってくれたので驚いた。
さすが石油の国、金持ってます！！
ホテルはとてもキレイで、今回の旅で一番いいホテルに初日からお世話になった。
ベランダからは市内が一望できる大パノラマ。しかも、タダ！もちろんテンションは↑
カタール最高 〜♪♪
朝食はバイキングだったので、ガッツリいただく。
そして長時間のフライトで疲れたのでひと眠り．．．。
ホテルのパンフレットに載ってた屋上のプール（↓）
早速、水着に着替えてレッツゴー！！
あれ？水が入ってないやんけ！
っていうか、荒れ果ててますやん？
でも、タダだから文句は言いません．．．
プールをあきらめ、街をぶらぶら探検することに。
5分も経たないうちに、汗だくになる。
カタールの７月の平均気温は36度、最高気温は45度を超えることもあるらしい。
日中は人影がほとんどなく、クーラーの効いた車や店の中に閉じこもっている。
ドーハではあちこちで建築工事をしていて、ドリルの音が街中に鳴り響いていた。
アラビア語の標識（↓）
巨大な真珠のモニュメント（３メートルくらいある）
透明度はないが、エメラルドグリーンのきれいな海。
強烈な暑さと日差しにヤラれ、頭痛がしてきた。
近くのデパートのベンチでしばらく横になり、体力が回復するのを待つ．．．。
夜になり気温が下がってくると、街がにぎやかになってきた。
それでも外にいるだけで汗だくになる．．．。
車のクラクションが1秒おきくらいで鳴っていて、メッチャうるさい。
”カタール人は穏やかな人”とネットで書いてあったが、車に乗ると豹変するらしい。
確実に大阪人よりせっかちだ．．．。
深夜1：00 パリを目指して出発！
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